干し芋くんができるまでの物語【オンライン限定で販売開始！】

キッチンカーが事故にあい、、今週からしばらくキッチンカーでの出店はお休み。。

そんなココットのかたよせです。

が、夢にみていた「干し芋」の誕生！

その名も・・・

「干されなかった干し芋くん」

です！！

大批判を浴びそうな商品名

干してないなら干し芋じゃないではないか！と

こうなった経緯も含めてかかせてもらいます笑

干し芋との思い出

まずは干し芋くんづくりよりもっともっと前から振り返る。笑

ぼく芋ばっかり食べて育ってたから焼き芋屋さんになってしまった訳で、、

焼き芋を頻繁に食べるようになったのは、大学時代からでしたが、
（授業が終わるのが遅くて、大学から茨城の実家まで片道2時間ちょっと、、
小腹が空くのでおにぎり食べるくらいなら焼き芋だべ！とスーパーの焼き芋を買うのが日常でした）

干し芋は小さな頃から焼き芋以上に身近な存在でした。

実家が茨城なもんで、おばあちゃんちに行くと5kgとか

どっさりと箱で干し芋をもらってね。

3時のおやつ、受験勉強の夜食にむひゃむにゃ


色はそんなに鮮やかでない、あのかたーい感じのやつです！

温めて食べないと歯と唇の間にひっつくやつ！

トースターでチンするとぷくぅ〜と。
でもやりすぎちゃうとカラッからの炭みたくなっちゃうやつ！

これ分かってくれる方いますか、、笑


こういう干し芋も馴染みがあって大好きでした。

ただ、ここ数年で紅はるかのような
ねっとり系のさつまいもでつくられた
干し芋も食べるようになったとき、
これは！！とハマってしまったのも事実。

焼き芋からつくりたかった半熟な干し芋

ココットもシルクスイートや紅はるかなど、
やわらか〜いスイーツみたいな焼き芋を扱うことが多くて、

こういった品種で、
さらに焼き芋からできた干し芋は甘さの濃度が増します！

干し芋をココットとしても作ろう！

と思ったときに、やっぱり焼き芋屋さんであるからこそ、
焼き芋からできた干し芋を作りたかった。

美味しいからという理由だけでなく、その他にも理由があったりします。

ひとつめは「選別」

さつまいもは自然のものであり、1本1本違っていて、

それが良さでもありますが、なかにはどうしても傷んできていたり、糖化が十分でないものもあります。

これは生芋の外見やヘタの断面だけでは掴みきれない部分でもあり、

品質管理の面で、この選別は「生芋の状態」よりも
焼き上げてみて、「焼き芋」になった状態からの方が、
見極めやすくあります。

ふたつめは「食品ロス」

焼き芋屋さんでの出店。
買いに来たのに売り切れだった、、
ということを避けるために、
焼き芋はなるべくたっぷりと焼き上げます。
ときには売れ残ってしまうことも。

状態を見極めて、いままでは部分的にoimoジェラートの原料にしたりもしていました。

これからはジェラートだけでなく干し芋くんにも！

「美味しい」を感じてもらいながらも、
フードロス0に向けた取り組みにも
共感いただけると嬉しく思います。

繰り返しの試作でぶつかった壁

自分の中で、「再現性」というものを大事にしたくて、
温度だけでなく、湿度・風の強さを、細かく正確にコントロールできる
オーブンで試作をはじめました。

温度は40〜80℃ ／ 湿度は0〜80％ ／ 時間は6〜36時間

これらを色々なパターンの組み合わせで試作してみたものの
個人的には雑味を感じてしまうことも多く、、

めちゃくちゃ頭を悩ませられました。

そんなとき、スライスされた干す前の焼き芋を眺めていると、、
このまま冷やして食べたら美味しいじゃん！！と降りてきました！笑

オーブンの利点は天気に左右されづらい再現性の高さなのですが、
それは焼き芋の場合であり、干し芋さんは、
肌寒く感じるくらいの気温で乾燥させていくことが向いているようです。


天日干しを個人的にベランダでやってみましたが、美味しかったです。

しかし、ここの天日干しでの商品化には、別で環境を整える必要があります。
いつか静岡の海沿いの潮風のある整った環境で、天日干しの干し芋もチャレンジしてみたいものです！

干さない干し芋も、焼き芋そのももみたいなものなので
もちろん美味しい・・。
めっちゃ柔らかいです。フォークで食べるのがいいかも。

新商品・ほされなかった《干し芋くん》について

ここからは商品ページからの引用がメインとなりますが、
実際の商品についてです。

干されなかった《干し芋》くん – cocot ココット おいも屋さん 《焼き芋＆おいもスイーツ》


そう、干してないです！

ココットの焼き芋の形が干し芋っぽくななってます(^^)

皮ありと皮なしの2パターン

皮ありは皮と身の間の香ばしさも感じられて、栄養もよりたっぷりです！

品種は現在シルクスイートのみですが、時期に合わせて増やしていきます。

サイズごとに金額が違って、

1袋 550〜980円（税込み）です。

以下、オンラインストアより

一口サイズで手軽に楽しめる

新しいタイプの焼き芋！？干し芋！？

です！

【 ひとつで3つのたのしみ♪ シャーベット状／冷やし／あつあつ 】

シャーベット状（ICE）… 冷凍庫から冷蔵庫に移し、待つこと30分前後

冷やし（COLD）… 冷凍庫から冷蔵庫に移してゆっくり解凍。1〜2時間でほどよいひんやり感！

あつあつ（HOT）…アルミを敷いてたトースターで1〜2分。

【 保存可能な期間の目安 】

冷凍：3ヶ月 ／ 冷蔵：1週間 ／ 常温：当日〜2日目

干し芋くんについて

冷やして食べることでGI値が下がり、

食物繊維としての働きもUP 血糖値の急上昇を抑える／中性脂肪を減少させる／腸内環境の改善

アスリートやダイエット食にもおすすめです！

無添加で一度焼き芋にしたもののため、やわらかく離乳食にもぜひ♪

ココットの焼き芋の美味しさがまた違った形でたのしめます。

※ 注文前・召し上がる前に読んでからお楽しみください ※

① 解凍時間なしで、冷凍のままはトレーからおいもが剥がれづらくなっております。

お手数ですが冷蔵庫で解凍してから取り出すようにお願い致しますm(_ _)m

柔らかくなりやすいため、フォークを使って食べるのもおすすめです！

② 添加物・保存料を一切使わずに作られています。原料は「さつまいも」のみ。

常温保存はカビが生えやすい原因となります。

開封後は、冷蔵庫または冷凍庫にて保存し、はやめにお召し上がりください。

③ 干し芋商品は、フードロス0に向けた取り組みの一環でもあります。

形や大きさの不揃いはご理解のほどよろしくお願い致します。品質には問題ございません。

④ 糖化を促すため、ゆっくりと冷凍しています。

表面に霜が発生しやすいため、予めご了承ください。

品種：シルクスイート

原材料名：さつまいも

内容量：1袋（注文時に4つの量からお選びください。）

発送時は冷凍クール便。冷凍商品と同封して発送可能です。

※ こちらの商品ページからの注文（干し芋くんのみでの注文）は

「3袋以上」まとめてが条件となります。

その他のクール便商品（焼き芋／oimoジェラート等）と同時注文の場合は、

各商品のオプションより「1袋〜」注文可能です！

ココット オンラインストより引用

パッケージはβ版です！ ひっついてしまいやすかったり、
課題が残っているので改善していけるよう致しますm(_ _)m

ここいもくんの相棒、「干し芋くん」のキャラクターも登場予定なのでお楽しみに〜♡

これからココットの焼き芋につぐ人気の予感が！
ぜひ一度お召し上がりくださいませ♪

そしていつかはよーく干された干し芋仙人も発売するぞ〜！

今後ともよろしくお願い致します。

ココットかたよせ