キッチンカーのロゴができるまで② 〜デザインに使える無料で便利なiPhoneアプリ編〜
前回の記事ではキッチンカーのロゴイラストのえんぴつ下書き〜データ化までかなり友人に協力してもらいながらでした。
キッチンカーのロゴができるまで ① 〜イラストの下書きからデータ化〜 – cocot ココット | しあわせの黄色いキッチンカー
http://cocot.shop/2020/07/22/logo-process1/
今回の記事では、ロゴ全体のレイアウトやお店のフォントを決めるときに使用したツールを紹介していきます。
どれも無料で使えるスマホアプリです。
これからキッチンカーをはじめる方やお店のロゴを考えている方のなどの参考になれば嬉しいです!
自分はデザインに関して素人ですが、無料のiPhoneアプリでも十分デザインができ、簡単に使えるものもがたくさんあります。
デザインをする障壁がどんどん低くなってきているように思います。
ちなみに自分は957のもアプリをiPhoneにインストールしているアプリ大好き人間です。
これでもフォルダ分けをしながら増えすぎないよう日々整理しています笑
たくさんのアプリを使ってきた中でオススメのものを紹介していきます。
目次
フォントを決めるときに便利なアプリ2選
Adobe Capture
例えば街を歩いていて、素敵な看板のお店を見つけたとき。
「このお店の看板のフォントは何を使っているんだろう??」
カメラを向けるだけで使っているフォントや似たフォントを一覧で出してくれます。
デザインは日常の中にたくさん転がっているのでこのアプリを組み合わせればかなり自分のイメージに近いものができるはずです。
自動認識おそるべし。
AdobeのもつAI(Adobe Sensei)という技術だそうです。
Phonto
文字入れ加工ができるアプリで400種類以上のフォントが揃っています。
フォントがたくさん選べるアプリはたくさんあるのですが、
このアプリの良いところは日本語フォントの種類が豊富なところです。
文字に傾斜や影をつけるなどの効果も調整できます。
フォントとひとつの素材として使う場合は、他の素材データと組み合わせることになるためJPEGでなくPNGで書き出すのがポイントです。
そうすることで背景が透明になって、編集の自由が効きます。
色合いを決めるときに便利なアプリ2選
ColorName
これは先程紹介したAdobe Captureでも代用できるのですが、フォントでなく色を判別するアプリです。
カメラを向けるとかざした物の色の名前が出てきます。
はじめて知る色の名前も。こんなにたくさんの表現があるって知らなかったです。
そして色のデータとして反映できるようRGB、CMYKの値も分かります。
color schemes
このアプリはカメラロールに保存してある写真を読み込んで十字のポンターをずらすことで、指定した場所の色が分かります。
スライダーで色の微調整も可能。
先程のアプリ同様にRGBの値もわかります。
使いたい色が決まりR:244 G:203 B:32 などと各数値を知っていれば他のデザインツールで使えます。
ちなみにこの値はココットのロゴの左側部分の色です。
レイアウト調整に便利なアプリ 2選
背景透明化
カメラロールから写真を読み込み 消したい色を選ぶ
使う素材の背景を透明にしたいときってよくあると思います。
PNGで背景がないものであれば必要ないのですが、このアプリを使えば後からでも背景を透明にできます。
写真を読み込んで消したい部分の色を十字ポインターで指定するだけ。
どれくらい似た色を消すかも調整できます。
最後に出来上がって書き出し(保存)するときにPNGにしておけばあとで合成レイヤーとしても使用できます。
合成スタジオ
素材① ベースとなる画像 素材② 組み合わせたい画像 素材① と ② を組み合わせた画像
ココットのロゴの場合、背景・文字・キッチンカーのイラストは別々で制作し、この合成アプリを使ってひとつの画像として組み合わせました。
今回は試しに石焼き芋の画像とキッチンカーの背景が透明になったロゴデータを組み合わせてみました笑
このような感じでレイヤーをいくつも組み合わせることができます。
ひとつのアプリで完結! ロゴ作成専用アプリ 2選
Logo Maker
別々のアプリを組み合わせなくても完成度の高いロゴをひとつのアプリで完結できるアプリもあります。
作品の例もかなりあって、そのままアレンジして使うこともできます。
しかもすごくオシャレな感じに仕上げられます。
そしてLogo Makerは商用利用もOK。
使っていくと意外とちょっとした微調整ができないこともあります。
試しに作ってみるといいアイディアが生まれるきっかけにはなりそうです。
Canva
Canvaの作品例 Canvaで作った作品
Canvaはロゴに限らずチラシなどデザイン全般扱えるオールマイティーなアプリ
作品例もかなりの数あってクオリティーも高い。
レイアウトなど参考になるもの多いです。
このアプリに関しては無料でも使えますが、有料でしか使えない素材や機能もあるので注意。満足度は高いです。
自分もキッチンカーの他にやっている世界ドリームプロジェクトのイベント用チラシをこのアプリで作りました。
ココットのチラシや名刺もこのアプリからつくる予定です。
最後におまけ。デザインのインスピレーションを受けまくれるアプリ 2選
デザインって大事よね。
最後におまけでデザインツールではないですが、クリエイターの作品をみれるプラットフォームです。
デザインに特化したInstagramのような印象
気に入ったクリエイターのフォローなどもできます。
眺めていると新しい気づきやインスピレーションが高まりそうです。
Behance
BehanceはAdobeが運営しています。規模が大きいプラットフォームです。
Dribble
Dribbleは招待制なので選ばれたデザイナーの中で保たれています。
Behanceと違って数よりクオリティ重視。
投稿せずに閲覧するだけならオススメです。
以上、フォント・色・レイアウト・デザイン全般に使えるアプリの紹介でした。
それぞれ2選ずつ簡単な紹介です。
本当はやりたいことに合わせてもっと紹介したいアプリはたくさんあります。
もし困ったことやお聞きしたいことあれば気軽に連絡ください。
少しでも参考や力になれれば嬉しいです!