旅が好きならキッチンカーだ!! & やってみて感じる大変さとたのしさ
キッチンカーはじめてから感じて書きたかったこと。
それは「旅が好きならキッチンカーだ!」ということ!笑
はじめ少しテーマとずれるかもですが、
キッチンカーがはじまって8ヶ月、キッチンカー1本となって4ヶ月になります。
まだこんなものなのかぁ。
乗り越える壁もまだまだたくさんありますが、
すべてひっくるめてキッチンカーをはじめる選択をして本当に良かったと思っています。
キッチンカーには「旅」に似ている部分と、さらには旅にはない魅力も感じます。
目次
考え方のバックグラウンドとなった旅の体験
自分の大学時代は「旅」に熱中していました。
社会人となり結婚をし、そしてコロナ禍といういまの状況で、旅をしていた頃の感覚も少し薄れてきてはいますが、自分にとっての財産です。
きっかけは大学2年生の夏休み。
青春18切符を買いそびれ、初ひとり旅は
やむなく「ヒッチハイク」をすることに。
でもむしろこれがよかった。
ハプニングというものはプラスになることがよくある笑
国道の大通りに1人ぽつんと突っ立って、「○○方面」と書いた画用紙を掲げ・・。
乗せてもらう前のはじめてのときは「自分は一体何をしているんだろう」と思いましたが、
この一人旅では茨城から岡山を往復し、4日間で23台の車、そしてそこで「人」との出会いがありました。
この時の体験は、10代後半の自分の中で衝撃なもので
・ちょっと振り絞った勇気で新たなことが生まれる。
・自分から行動を起こさないと何もはじまらない。
・社会にはいろんな大人、生き方をしている人がいる
・イキイキと自分が好きなこと、誰かのためになれることをできていれば何をしたっていいんだ。
・もっと何事も自由に捉え、考えていいんだ。
旅から帰ってきた瞬間から、
自分の中の考え方や行動も少しづつ変わったように思います。
自分が行動することで、人と出会い、行ったことのない土地に辿り着く。
そんな「行動することの大切さ」がもろに感じやすい体験がヒッチハイクでした。
それからもっともっと今の自分の身近な環境や人とは違った価値観に触れたいと海外もバックパッカーしました。
アルバイトだけでは旅の資金が足りなかったのでクラウドファンディングと旅の企画を考え、企業協賛もいただいたりと。
お金がないという危機がなければ生まれなかったことだったのでこれもまたいい経験に。(DREEM 世界ドリームプロジェクト)
そんな旅の様子はここのアカウントで更新しています↓↓
かたよせゆうすけ@WORLD DREAM PROJECT(@dreem_travel) • Instagram写真と動画
(マイペースすぎてまだ更新すべて終えれていませんw)
https://www.instagram.com/dreem_travel/
旅からさまざまな人との出会いがあり、色々な文化・価値観に触れると、もっと自由であっていいんだと思えます。
そして、やりたいと思ったことはまずはやってみればいいということを学びました。(もちろん逆の考えもあると思いますが)
旅での体験から得た考え方は、いまの自分のバックグラウンドとなっています。
大学を卒業してからは、社会人となり、作業療法士として病院で勤めはじめました。
憧れていた仕事で、尊い仕事でもあり、1日1日にはやりがいを感じながらも、
同じ場所にいて5年後、10年後の自分がなんとなく想像できるのが怖くなりました。
失敗してでも、なにか自分でやりたい。
先のことが想像できないような日々を過ごしたいという気持ちが強くなってきました。
そこで思い立ったのがいまのこのキッチンカーです。
《2020年の振り返り》きっかけとオープンからこれまでの過程。たのしいこともハプニングもすべて予想がつなかい毎日 | cocot ココット | しあわせの黄色いキッチンカー
https://cocot.shop/2020/12/31/2020/
キッチンカー独立後の壁
はじめる前は週末キッチンカーというやや軽い気持ち。
ただ、いざはじめてみると徐々にもっとチャレンジしてみたくなり、今年の3月からキッチンカー1本で独立しました。
自分はどうしても楽観的な部分があり、
「きっと大丈夫だろう」と仕事をやめたものの
やはり、はじめからうまくはいきません、、。
食べていくってこんなに大変なんだと痛感しました。
サラリーマンの毎月決まった額が必ずもらえることがどれだけありがたく、すごいことか。
でももう、もう動きまくるしかない。
しんどく感じる瞬間もたくさんありますが、全部自分の責任です。
たくさんの時間を注ぐけれど、無駄な疲れ方はしない。
乗り越える課題や壁はどんどんやってきますが、その分返ってくる喜び・やりがいも大きなものだからです。
旅するようなキッチンカーの日々
やっとブログのタイトルと繋がる部分にやってきましたが、独立どうこうでなく、
キッチンカーというもの自体がなんだか自分にとっては毎日旅しているような気分です。
きっとひとりで旅したくなっちゃうひとは同じ場所にとどまっていられない人が多いはず。と勝手に思ってます。笑
そして人との出会いが好きなひと。
それだったら動きまくればいい。
基本的に、1つの場所を借りてお店をするとお客さんを待っているしかないですが、キッチンカーはこちらから向かうことだってできます。
毎日違った場所で、いろいろなひとと触れ合い
また好きな場所にも返ってこれる。
仕事なのに、今日はどんな1日になるんだろう。
どんな人と出会えるんだろうというワクワクがあります。
1日がはじまるその時は予想していなかったことが、出店が終わって振り返るとひとつふたつ必ずあります。
そんな毎日が新鮮でたのしいです。
出会いがり、刺激があり、移動しながら旅する感覚とおんなじ。
旅にはないしあわせを感じられる瞬間
そして、旅にはない魅力も。
やはりどんなに新しい出会いがあっても、
なにより大切なのは自分のいつも身近にいてくれる
家族や友人の存在です。
1ヶ月の旅から帰ってきたときなどは、特に強くそのことを感じます。
【まとめ写真・長文】「旅をして、旅から帰ってきて感じたこと」 : たびっちゃう! 〜世界ドリームプロジェクト〜
http://dreem.blog.jp/archives/1040724587.html
帰ってくる場所、安心できる場所があることがなによりもしあわせなことなんだと。
そしてそれは、キッチンカーであればいつも来てくださる顔なじみの方がぼくにとってそんな存在です。
旅はその場かぎりの出会いとなることが多いですが、キッチンカーではまた会える方がたくさんいる。
ココットのコンセプトには「日常に、小さなしあわせを」というものがあります。
旅は非日常ですが、変わらないしあわせはきっと日常の中でみつけていくもの。
来てくださる方にとっても、
ココットが日常の中でふとしあわせを感じられる場所でありたいし、
キッチンカーをしている自分自身にとっても日々の中で皆さんにお会いできることが日常の小さなしあわせです。
まだまだ小さな1台のキッチンカーですが、これから自分はどうしていきたいのかな。
目の前のできることをやりながらも、これからどうなっていくのか自分も予想がつきません。
それは自分自身の力だけでなく、いろいろな人との出会い、ご縁の中で仕事がまわっていることを感じるからでもあります。
応援してくださる方、一緒にコラボしながら動いてくれる方、同じ立場にたって相談に乗ってくれるひとの存在であったり。
日々感謝を忘れずにm(_ _)m
これからも前に進んでいきます。