【大切なお知らせ】ココットは埼玉から静岡へお引越しします。皆様へ、これからも変わらずに・・。焼き芋屋さんのキッチンカー
ココットは埼玉から静岡へお引越しします。
突然のお知らせで、
いつもココットにいつも来てくださる方々にも、
まったくお伝えしていなかったので、びっくりさせてしまっているかもしれません。
来月11月に静岡へ拠点を移すことになりました。
少し遠くにいってしまうんだな~!くらいに
これからも変わらずに応援してくださいますように。
これまでを振り返りつつ、引っ越しに至った経緯も書いていきます。
目次
もうすぐココットは1周年
去年の6月頃、コロナ禍で生活の変化とともに、
どこかもどかしさを感じはじめる頃でもありました。
そんな中でキッチンカーを思い立ち、
その瞬間から、ただただ勢いで購入した黄色いワーゲンバス仕様の車。
何屋さんになる? どんなコンセプトのお店にしよう。
すべてがゼロからのスタートでした。
だからこそ、ワクワクとなぞのパワーにに満ちあふれ、
ホームページをつくったり、開業に必要なことを調べたり、
そしてたくさんの人の協力をもらいながらDIY進めて完成できたキッチンカー。
自分が好きだった焼き芋でキッチンカーしようと決め、開業の準備を進めながら、
平行して農家さんをまわったり、焼き方の研究もひたすらする日々でした。
正式のオープンができたのが、
昨年、2020年の10月24日 ASAKA STREET TERRACE
もう、車を買った日からはじまり、
オープン。そして今日まで。
夢中でずーっと動きまくったなあ。
本当に充実であっという間に思います。
1年後のことは想像もできない
そんなココットは、来月で、静岡へお引越し。
たくさんの温かい皆さまに支えられて、いまがあると、日々、肌で感じます。
ふと寂しい気持ちになることもありますが、
距離が離れても、変わらずみなさんにとって身近なおいも屋さんでいたいし、
ちょっといまより遠くに行っちゃうんだくらいで思ってもらえたら嬉しいです。
たまに戻ってくるときは、また皆さんが足を運んでくれて、元気な姿が見れますように。
日常の話、嬉しい報告、なにかの相談や愚痴でも、なんでも。またお話できますように。
焼き芋はオンラインストアもあるので、是非たまに食べたくなったらつかってください。
キッチンカーをはじめる1年前は、
自分が起業して、おいも屋さんになることは、まったく想像できていなかったし、
はじめてから1年経った現在も、ここまでココットがいまのような形になっていることも、全く想像できませんでした。
でもとにかく動き続けて、美味しい焼き芋のための農家さんめぐり、焼き方を追求してみたり。
日々の出店だったり、HPまわりや商品力の強化。
これれはすべて、実際に動き出してはじめてみえてきたもので、
自分が想像していた以上に、
壁はやってくるし、やりたいこともできてくるし、
大変なことも含めて、すべてがやりがいであり、たのしく夢中になれるものでした。
そして、本当に皆様に支えられていまがあります。
静岡に行くということも、1年後にとは想像もできていませんでした。
たった数ヶ月前に決まってきたことです。
静岡に行く理由
「どうして静岡?」となると思うのですが、
単純にプライベートな理由です、。
自分の生まれは茨城、妻の実家が、静岡。
妻は大学時代の先輩で、学校も就職先も、お互い埼玉というこの場所で縁があり、
おいも屋さんも、自然の流れで埼玉を拠点にスタートしました。
新卒から約3年間、作業療法士として病院で務めましたが、おいも屋さんをはじめて4ヶ月ほどで本業をキッチンカーにシフト。
病院でも仕事しながらのときは、売上や利益に関しては度外視で、
むしろ、お金のことなんて考えるのはかっこわるい! くらいの感覚もありました。
いま思うのは、作ることは誰にでもできる。
でも続けることができるのは、ほんの一握りであるということ。
なんのためにこれをしているのか。
想いの部分は、どんなことがあっても変わらないベースの部分ですが、
続けるためには、当然お金の部分も大切であることを学びました。
好きなことを仕事にしていくには圧倒的な努力が必要であり、
ずっと動き続けてました。極端でなく、起きた瞬間寝るまでずっとつねに。
当然ココットのことで何もしない日は1日もなく。
思いつきだろうと自分がやると決めたこと、
好きなことだから、大変でも苦労があっても、
やりがいだったり達成感、楽しさはそれを超えるものがあるのは確かです。
眠い目こすって、3、4時に起きたり、早いときは前日の22時くらいから準備していたこともw
「ココット」というお店をクリエイティブ・創造していく部分だけでなく、
おいしい焼き芋を届けるために、当然、近道はなく、
コツコツと時間をつかっての、実務の作業がつきものであり、
案外、体力勝負な部分もありました。
これに関しては、美味しさのために、
じっくり時間をかけることをゆずりたくない気持ちと、
小さなキッチンカーという環境での効率の悪さも、正直大きく関係していました。
埼玉で拠点をつくる計画
やっていくとキッチンカーだからこその、
対面で、人との出会いやあたたかさや楽しさを感じながらも、
事業として拡大させることで、この先長くつづけるために、負担を減らせるかたち、
効率をあげていく必要性もわかってきました。
(ちょっと現実的な話にもなってしまいますが・・。)
焼き芋が本格化する秋~冬。
それに向けて、今年の夏の時点で、キッチンカー以外にも、仕込みの場所となる拠点をつくる計画がはじまりました。
キッチンカー1台では、焼き上がりが間に合わないのと、効率の悪かったため、
焼き機をもう2台ほど導入しようと考えていました。
不動産に行って、近くで条件も良さげなところを見つけてもらって、
契約の方向で、話を進めようと電話をしました。
そんな電話をちょうど横で聞いていた妻に言われたひとことが、
一度立ち止まるきっかけに。
「静岡いついくの?」
ココットだけでもない人生。
妻は大学時代から一緒で、
学生の頃は、旅が好きだった自分のことも理解してくれて、
海外の一人旅もなにも文句を言わずに見送ってくれて、
急にはじめたおいも屋さんに対しても、
反対せず、干渉もせず、本当にすごい人だといつも思います。
自由にさせてくれて、理解をしてくれて、
色々な瞬間で、これから先も、
ずっと大切にすべき存在であることを実感します。
そして妻は、結婚する前から、
いつかは静岡に帰りたいということも分かっていました。
自分がやりたいようにやって、
ここ1年は仕事が中心となり、
ココットのことだけを考えれば、
たくさんの人のご縁や支えで、
このまま、ここで大きくさらに成長させていきたい気持ちがでてきていました。
ただ、妻と一緒に静岡に遊びにいったりすると、
その表情からも、やっぱりここが好きなんだなぁというのが伝わってきて、
いつかは静岡に行くんだなということも、
頭の片隅にありました。
どんどん離れられなくなる気持ち
埼玉に拠点を構えたら、
あと数年は埼玉にいることになるだろう。
ココットをはじめて1年で思うことは、
とにかく、人に支えられているということ。
場所なんて関係ない。と思いたい気持ちも一方で、
やはり、その土地で何かをするということは、
その土地の人々との繋がりがあってこそ、はじめて成り立つ。
たった、1年でもこのこことを肌で感じ、
じゃあ、あと数年、ここにいたらどうなる?
そう考えたときに、自分は、
さらにこの土地、ここのひとへの気持ちは強くなり、
離れられなくなることが簡単に想像できてしまいました。
そして、この先、静岡に行くなら、
早い方がいいと。
そう考え直してからは、
ふたりで話し合い、引っ越しの方向で準備を進めていきました。
お引越し後のココット
お引越しは11月末に。
正直、その先はまだはっきりとは決まっていません。
行ってみないと、向こうでやってみないと分からないことだらけです。
キッチンカーは静岡にも持っていきます。
さつまいも農家さんとも継続して取引はでき、
オンラインでの販売はこれからも変わらずに、お届けできる予定です。
地が固まったら、場所として、
自分の夢であるおいも~land、実現できるかなぁ笑
地域のひとが自然と集うような、ホッとする空間。
そしてそれとはまた違って、
これから、子どものことや、家族との時間も、
大切に考えていきたいなとも思っています。
静岡から東京は新幹線でたったの1時間。
埼玉も遠い場所ではありません。
たまに遊びに行かせてください。
朝霞や志木の馴染みの場所で、またたまに出店したり、
イベントの出店・都内でポップアップだったり、
近くでお会いできる機会は、これからも作れるような気がしています。
皆さまが変わらずに、
ココットのことを忘れさらずに、来てくださるのであれば、、笑
そんなこんなで、
お引越しはしてしまいますが、
これからも変わらず応援してくださいますように。
11月中旬まではこれまで出店してきた場所で、
また出店も予定していますので、
皆さまにお会いできますように。
今後とも、よろしくお願い致します。
2021/10/15 ココット店長 おいもくん